福岡空港展望デッキ

こんにちは!今日は、空港の定番スポット展望デッキに行きました!

ここで、月に2回はタリーズ片手にシティポップを聴きながら過ごしてます笑

長年、日本一過密な空港として滑走路の処理能力に悩まされてましたが、2025年3月20日より滑走路が2本化され、1時間あたりの滑走路処理能力が、僅かながら38回から40回に増加しました。2本目の滑走路は、主に国際線の離陸用として活用されます。

このようにRWY16Lに着陸許可が降りててもRWY16Rにラインアップすることができ、手前の着陸機がRWY16Lにタッチダウンしたのち、直ちに奥側の離陸機がRWY16Rから離陸出来るため、若干の時間短縮を図れます。

でも、なぜ同時に離着陸が出来ないのでしょうか?これにはちゃんと理由があります。

滑走路には大きく分けて3つの種類があります。

①オープンパラレル滑走路

並行する滑走路が1310m以上離れている場合、それぞれの滑走路は独立した形で独自に運用出来る。この為、それぞれの滑走路を離陸着陸共用として独立的に運用した場合、最大2倍程度の滑走路処理能力を有することが出来ます。羽田や成田、関西空港がこれにあたります。

②セミオープンパラレル滑走路

並行する滑走路が760m以上1310m未満の場合、2つの滑走路をそれぞれ離陸用と着陸用として使い分ける事ができ、滑走路1本の場合の1.6倍の処理能力となる。現在、日本の空港にはありませんが、今後中部国際空港で使用される可能性があります。(2027年予定)

③クロースパラレル滑走路

並行する滑走路が760m未満の場合であり、平行滑走路の間隔が狭い為、航空機を同時に離着陸することは出来ず、滑走路処理能力は滑走路1本の場合の1.3倍程度にとどまります。一般的に航空機の離着陸に伴う気流の乱れなども考慮して2本の滑走路を一体的に取扱うことが多い。現在の福岡空港がこれにあたります。

そういったこともあり、滑走路2本化となっても微増にとどまるそうです。しかし、街の中心地から一番近い空港としては土地の関係もあり仕方ないことでしょう。

さて、展望デッキからは航空機を間近くで見れます。

こんな間近くで見れるって最高ですよね。

余談ですが、私もグランドハンドリングの仕事を多少してましたので、近くで見る航空機ってかっこいいし、デカくてうるさくて、燃料臭くてたまらないです笑

ちなみに、グラハンと言えばマーシャリングのイメージですが、今ではVDGS(駐機位置指示灯)と呼ばれる物に変わり自動化されてます。

このような表示器に変わってます。A350がこのスポットに入ってくる事が分かります。

夜になるとより美しく見えますね。私はこのA350とスター・ウォーズ号を観るのが物凄く好きです。

福岡の中心地、博多や天神から近い福岡空港。これからも益々アジアの玄関口として栄えて行きます。この展望デッキは誰でも知ってる定番スポットですが、是非2本化された滑走路の現状に触れながら見てみると面白いですよ!

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